
①ペスカトーレとは
ペスカトーレの語源はイタリア語で「漁師」の意味で、もともとは漁師たちが売れ残った魚介類をまとめてトマトソースで煮込んで食べていたもので、やがてそれらがパスタのソースとしても使われるようになったのが始まりとされています。
基本的な作り方はアサリ、イカ、エビ、ムール貝、ホタテ、などの魚介を使い、ニンニクで炒めて白ワインで煮詰めた後にトマトソースで煮込みます。魚介から出た様々な旨みがトマトソースに溶け込んだシンプルながらも旨みの上質な旨みの詰まったパスタです。
②基本のペスカトーレの材料
・パスタ 1人前(100g)
・ニンニク 一かけ
・オリーブオイル 適量
・アサリ 5粒
・むきえび 1尾
・イカ 輪切りで半身ほど
・白ワイン 50cc
・唐辛子 半本
・トマトソース レードル1杯分(トマトソースはこちら)
・塩・コショウ 適量
・パスタ湯(塩分濃度1%) 適量
③基本のペスカトーレの作り方
1.フライパンにニンニクを潰していれ、オリーブオイルを加えて火にかけて弱火でじっくりと香りを移していく。
2.きつね色になり香りが移ったらイカとむきえびを加えて中火にして炒めていく(イカとむきえびは塩、コショウをしておく)
3.火が通ったらアサリを加えて白ワインを加えて蓋をする。アサリが開いたら蓋を開けて白ワインを煮詰める。
4.具材をいったん取り出してトマトソースと唐辛子を加えて弱火でコトコト煮詰める。
5.パスタを茹でます。1分ほど早くアルデンテに茹で上げます。
6.パスタが茹で上がったらザルで水気をよく切り、ソースに加えます。パスタ湯を加えて火にかけ、取り出した具材も加えてパスタにソースを吸わせるイメージで煮詰めます。
7.味見をし、味が整っていたらお皿に盛り付けて完成です。
いかがだったでしょうか?トマトソースと言えば定番の魚介をふんだんに使ったペスカトーレ。ちなみに具材をいったん取り出したのは、火が入りすぎると身が固くなるのを防ぐためです。またペスカトーレに使う魚介は何でもよいので、お好みの食材を使って自分好みのパスタを作り上げてみるのも良いですね!
皆さんもぜひご家庭で作ってみてください!